SARYO
浮月花寮とは
花には化が潜んでいる
山や庭の木々を美しく保つために剪定することで生まれた枝は、空間に生けることで季節を呼び込み自然と建物を繋げます。
さらに剪定された枝は料理に添えられ旬の料理と混ざり合うことで自然と人を結びつけます。
花寮の空間をつくりだしている放置竹林の竹から生まれた椅子、
二千年前の神代杉を用いたカウンター、
様々な山の樹々が積層する盆栽棚等も、
循環の思想により表現された ”ハナ” と定義します。
また、空間装花として用いた枝の端材はBARの室礼に。
さらに生まれた端材は茶寮のカイシキに。
細かく砕かれた枝たちは、染色やクラフトジンの材料に。
太い枝は陶芸のための薪に使用し、最後は山の土へと還り、新たに芽吹く命の肥料となります。
余すことなく生かされた自然と、旬を体感する場が料亭の本質と捉え、
現代に新たなカタチで体験する場にて人々をおもてなしいたします。
その場に存在することで空間に生命力を与える全てのものを ”ハナ”と捉え、
浮月花寮は自然と人との新しい関係性をつくりだしていきます。